大栗博司「重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」

 今、標題の著作を読んでいます。私の物理学の知識と想像力ではなかなかの難物です。ニュートンの絶対空間と絶対時間から、アインシュタインの相対論への飛躍は容易ではありません。
 しかも、読む時間がありません。電車の中や裁判の待ち時間が読書に充てる時間です。遅々として進みません。土曜日、日曜日、夜間は、しばしばパソコンの囲碁対局に取られてしまいます。囲碁への執着は、一種の依存症です。

 アダム・フランクの「時間と宇宙のすべて」という480頁の大部の著作も、今のところ274頁で止まっています。

 凡庸なので、中学生や高校生の頃には無理だったでしょうが、大学生以降の生活のなかではもっと勉強をすれば良かったという後悔の念しきりです。